「再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会  提言(案)」に対する意見公募の実施結果公開

今年度になってから過去7回開催された「再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会」ですが、私もそのうちの何回かを傍聴しました。
最近、太陽光発電設備の杜撰(ずさん)な導入や管理、開発に対して各方面から様々な苦言・提言が発信されています。
JPMAとしても、今後主力電源化されて行かなければならない太陽光発電が、その杜撰さによってエネルギー界のつまはじき者になってしまうのは非常に悲しいですし、苦々しい思いを持っています。
この検討会では一般から意見公募(パブリック・コメント)し、その結果を10月7日に公開しました。https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000242084
209件の意見提出があり、カテゴリー別に分けられています。
『土地開発前段階に関する意見』85件、『土地開発後~運転開始後・運転中段階に関する意見』16件、『廃止・廃棄段階に関する意見』12件、『事業実施段階横断的事項に関する意見』95件、『再生可能エネルギーの導入全体に関する意見』25件、『その他の意見』22件という結果でした(1件の意見中に複数の意見が含まれる場合は意見を分割しているため、提出数と意見数の数字は一致しません)。
私も全ての意見とそれに対するエネ庁の考え方をじっくり読みましたが、開発に関する意見と事業実施後に関係する意見が多かったのを見ても分かるようにやはり「地域との共生」という問題が今後の太陽光発電普及の大きなポイントになるものと思われます。